お見合いの話が来たときのお話(幸子さん)

私は38歳です。 両親(父71歳、母66歳)と同居しています。 兄弟は居ません。

32〜33歳ぐらいまでは、顔を合わせると両親から「結婚」の言葉が出ましたが、 さすがに最近は少なくなりました。


ところが昨年の事。


「来年は39歳になる、結婚の最後のチャンスだ」と両親が考えたのかどうか知りませんが、 父親の俳句仲間・中村さんからお見合いの話が持ち込まれたのです。

両親はすでにリタイアしており、傍目にはのんびりと年金生活を楽しんでいるように見えたことでしょう。

しかし、家を訪ねる父親の友人たちから孫の話が出ると、 決まって不機嫌になり、そんな父を母が何くれとなく気遣っているのを知っていました。

私は短大を卒業後、臨床検査技師の資格を取り、国立病院に勤務しています。 職場は残業も少なく生活は安定していますが、職場はほとんどが女性で恋愛のチャンスはありませんでした。


私には結婚の約束をしていた人がいました。 高等学校の同級生です。

彼は医学部に進学し、その影響で私は臨床検査技師をめざしました。 大学時代には結婚の約束をするまでになっていたのです。

もちろん、両親にも紹介しお互いの家も行き来しており、 今から思うと私は、世間で言う「幸福の絶頂感」にいたように思います。


しかし別れは意外なところからやってきました。


短大を卒業すると20歳で社会人になった私と、 24歳で大学を卒業しインターン生となった彼とでは、 あまりにも生活環境が違ってしまったのです。

学生結婚にしたらという話もありましたが、 「国家試験に合格してから」という彼の意見ももっともでしたし、 私の方も収入が安定しない結婚生活にはいることにためらいもありました。

別れが決定的になったのは、彼がアメリカ留学することになったこと。

彼も悩んだとは思いますが、学部卒業生のうちたった一人が選ばれる留学は、 大変名誉でもありチャンスでもあったでしょう。


お見合いのお話があったのは、彼とのことがやっと、甘くほろ苦い思い出になってきた頃のことです。

あまり社交的ではない私は、今更という思いが強かったのですが、 ウキウキとした気持ちを隠そうとしない両親を見ていると、 「一度ぐらいお見合いを体験するのも悪くないか」という気持ちになったから不思議でした。

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posted by 婚活花子 at 2008年10月23日 20:48
この記事のURL | お見合い体験談

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